庄田です。
３連休の中日になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は世界の舞台で活用されている
メンタルトレーニングについて
お伝えをしていきます。
タイトルのワールドカップってなんの？？
と思われたかもしれません。
これ、ラグビーのワールドカップのことです。
そうです、先日からニュースでも
盛んに取り上げられていますが
日本はこのワールドカップの予選ラウンドで
２勝をあげています。
特に最初の一勝をあげた、
南アフリカは世界３位の強豪。
そこに日本は勝ったのです。
これがどの位すごいことか！！
ラグビーってあまり…
という方もおられると思いますので
ネットでの表現を借りてくると
野球なら、高校生が
侍ジャパン代表に勝つ
サッカーなら、J２のチームが
イングランド代表に勝つ
ラグビーの本場、イギリスなら
この勝利が本になったり、
ドキュメント映画が作られる
世界のラグビー史に輝かしく
刻まれる歴史的な偉業
とにかく奇跡、本当に奇跡なのです。
そんな奇跡の勝利を起こしたメンバーの中に
ちょっと目を引く選手がいました。
正確なキックでチームを支える
五郎丸選手 です。
五郎丸選手、とてもカッコイイので
ニュースで取り上げられて人気ですが
何より特徴的なのが、
キックを蹴る前に両手の指を
合わせる独特の仕草 ですよね。
とても印象的な仕草なので
世界でも話題になっています。
そんな五郎丸選手の仕草を見て
すぐにピーンっと来ました。
誰かメンタルトレーナーが付いてるかも…
調べてみると、やはり五郎丸選手は
メンタルトレーニングを受けて
あの独特の仕草を完成させたのでした。
あの仕草は、専門的には
『ルーチン』とも言うし、より細かくなら
『アンカーとトリガー』という技術ですが
ある行動をすると、ある感情・状態を
引っ張り出す、そんな自分にする
という技術です。
五郎丸選手は、どんな状況でも
そう敵地で、アウェイでブーイングの中でも
（ラグビーはブーイングはあまりなさそうですが）
どんなにプレッシャーがかかるシーンであっても
いつもと変わらぬ自分
練習と同じように出来る自分
をあの仕草をすると呼び出せる様に
トレーナーと創り上げてきたのです。
国の代表としてのプレッシャーはスゴイもの。
まして、キッカーはその結果で試合を左右する
とても重圧のかかるポジションです。
そんな中で、確かな結果を出すために
五郎丸選手はメンタルトレーニングを行っていました。
この事が教えてくれるのは
自分自身の技術、実力を鍛える事はとても大切。
しかし、その実力を発揮するもしないも
心の状態次第
という、書いてしまえば当たり前な
でもつい忘れてしまいがちな事実です。
多くの方は、
自分自身の現状をより良くするために
目に見える部分を変えようとします。
例えば
営業の成績を上げるなら、
営業トークを鍛える
といった様に。
しかし、私達はこういった部分を
これまでも数多く
身に付けようとしてきたはずです。
自分を高めようとしてきたはずです。
なのに何故、結果に繋がりにくかったのか？
その答えの一つは、その行動を支えている
心の部分を鍛えてこなかったから、です。
例にあげました営業ということでしたら
営業力を上げる、というよりも
営業が苦手 人と話すと緊張する
etc…
といった自分の内面、心の部分を改善する事が
より結果に直結する、ということです。
ワールドカップでの五郎丸選手の活躍は
そんな事を改めてわたし達に教えてくれます。
これだけ努力したのに、結果が中々…
かつて私もそんな風に思うことが数多くありました。
その答えは、こんな事が教えてくれるかもしれませんね。
五郎丸選手の仕草は
こちらのニュース映像でどうぞ
https://blanc-blue.com/gromaruplayer
追記
今日お伝えした『アンカーとトリガー』は
しっかりと組み上げると
とっても強力な効果を発揮する手法です。
興味がありましたら、お問い合わせ下さいね。
ワールドカップは明日予選最後の試合です。
すでに、明日勝っても本戦に進めないことが
決まってしまいましたが、
私も心から応援したいと思います。
