庄田です。

 今日も先週お逢いしてきた
障がい者福祉施設を運営されておられる
理事長から熱く授けて頂いた言葉を
シェアしたいと思います。

『ありがとうと言える機会を創る』

どんな意味かというと、

『自分が相手にありがとう、
 と言える機会を自分から創ろう』

という意味です。

自分が相手にありがとうを言ってもらえる
ではありません。

 ありがとう、と相手に言える様な。
そんな機会を創れれば、
人との有り難いご縁もたくさん頂ける。

 なので、若い人達は特に。
ありがとうと自分から言える機会を創りなさい、と。
そのためには、どうしたらいいのか。

 相手の方としっかり関わらせて
頂くことが必要になります。
ならばまず、相手に
色々な事を頼んでしまえばいい。

どんな小さいことでもいいから、
相手にお願いをしたりして。

そして、
色々をして頂いたら、助けて頂いたら
ありがとう
と、
心から感謝して、
その気持ちを
伝えればいい。

 人にものをお願いしたり
頼んだりすることに腰が引けてしまったり、
人と関わる事が出来にくくなっているけれど、
しっかりと最初から感謝しながらお願いをすればいい。

それで、して頂いて
気が引ける、申し訳ないという
気持ちがあるから…というなら、
その分を2倍、3倍、10倍にして
相手にお返しさせて頂けばいい。

そうやって、人は人とつながって
ご縁が強くなっていくんだよ。

 特に何かを成そうと思っているのなら。
やるべき事、やりたい事があるのなら。
素直な自分で、感謝と共にどんどん
お願いをしていけばいい。

そして、お力を貸して頂いた分
助けて頂いた分を10倍にもして
お返しすれば、相手の方にも
きっとお役に立てる。

人ともっと関わって、
多くを学ばせて頂けるように。

 去年一年、うちの施設は
この言葉をテーマにやってきたんよ。
若い子達にも、ずっとそう言い続けてきたんよ。

うちの若い子達は
そうやって人間関係を創ってきたから
役所に許認可をもらいにゆく時でも
とてもスムーズに話が通る。

ありがとうと言って、相手に感謝して
その感謝をお返しさせて頂いているから
役所の方にも信頼してもらっている。

これでいいじゃないですか。

あなたもやりたい事があるのなら、
遠慮無くやってみたらいい。
自分で出来ない事があったら、
お願いをしてゆけばいい。

そして、心から感謝して
ありがとう、と言える機会を創る。

そんな人との繋がりが
夢を大きく後押ししてくれると
私は思っているんです。

 こちらの文章は
途中から理事長の言われた文体に
なってしまいましたけれど、
本当に素晴らしいな、と
心震えながらお話を伺っていました。

 私のクライアントには、
障がいのあるお子さんの親の会や
育成会をまとめるために、
チャリティーコンサートを開くはどうでしょう
と提案をしていたのですが、
理事長はそちらへの協力を快諾。

また、その場で名古屋での
理事長の講演会もお願いし、
快く了承を頂けた次第です。

 そう、早速行動出来たわけです。

『ありがとうと言える機会を創る』を。

 理事長のお話を伺って、
私もどんどん行動しようと決めました。

自分に出来ない事は相談させて頂いて、
どんどん『ありがとう』とお伝えしよう。

そして、自分が成し遂げて、
必ず何倍にもしてお返しさせて頂こうと。

 あなたもよろしければ、ぜひ

『ありがとうと言える機会を創る』

やってみて下さい。

 自分の中にあった壁が、ブレーキが
案外簡単に外れるかもしれませんよ。