一昨日深夜、長野に移動してきました。

やっぱり長野は冷えますね。
といいながらも、思ったより寒くない…??

なんて感じながら、朝起きまして
NHKの朝ドラに続いて、あさイチという
情報番組を観てました。

3時間くらいしか眠れていないので
お休みのつもりで、軽く流すつもりでしたが
段々真剣に…

その日のテーマは【モラハラ】
モラルハラスメント、です。

【モラルハラスメント】
言葉や態度で精神的に傷つけたり、不安にさせて
相手を洗脳し支配する(意のままに動かせる状態に置く)こと。

一過性の喧嘩とは違い、常に馬鹿にしたり認めない態度で
ターゲットを萎縮させ、一方的に利用したり失脚させる。

今、家庭で職場で、
多く起きている問題の一つです。

このあさイチでは、家庭にフォーカスして
取り上げていました。

男性から女性へ行われることが多いのですが

・食事で何を出しても否定される
(気に入らないと、食事を出しても何時間も食べず
その理由も伝えず、怒りながら沈黙する事が多い)
・お金の使い方が悪いと非難される
・行動を監視される
・些細な事で否定されて、その理由も曖昧で
何をしてもとにかく否定される

等で精神的に追い込まれていくことが起きています。

眠れなくなる、食事が取れなくなる、
常に不安で落ち着かなくなる、
うつの症状が現れるなどの影響が現れてきます。

私もこういったモラハラに遭われている方の
相談を数多く受けて参りました。

本当に苦しんでいる方が多く、
きちんとしたサポートを必要とします。
命に関わることもある重大な問題です。

そんなモラハラには、
市町村で無料の相談ダイヤルを設けているのですが
そこに視聴者の方が相談でかけた際の対応が

『夫婦というのは大変なものなんです。我慢して下さい』

と言われた…と紹介されていました。

はぁ〜〜〜!?

ですよね。
そういった大変な目に遭われている方が
相談をする事さえ、勇気を出して、の一歩であるのに。

どのような文脈の中で
この様な言葉が出たのか分かりませんが
相談した方に、この様に突き放されたような感を
与えていたら、相談者として間違いなく失格です。

そして、番組には臨床心理士の方も
出演されていました。

その方が意見を求められると、

『不安で仕方が無い方は、精神科医などで
投薬治療などを受けて下さい…』

そうなんですか……!?

もう、本当に、いや分かってはいたけれど
改めて驚いてしまった次第。
もちろんテレビに出演して伝える内容ですから
色々な成約などがあるかもしれません。

しかし、モラハラの様なケースに
投薬治療で対応する…

臨床心理士は心の関係では
最もレベルが高いと言われる資格の一つです。

ただ、そんな資格をお持ちの方でも
けっこう恐ろしいことを手軽に提案すると実感した次第です。

なぜならばモラハラによる不安や心身のストレスは
外から行為による影響ですが、
それをどのように受けとめるかという
自分自身の内面の部分とリンクしています。

ですから、

・外部からの刺激への対応方法
・自身の内面の考え方、自己否定等の決めつけなどへの対応

この両面から対処していかなければ
真の解決などあり得ません。
こういった対処をする事によって、

・外部の刺激に対して、適切な対処を出来る様になる
・自身の内面に持っていた、自己否定などをクリアにする

といった事が出来てきます。
自分自身が傷つくことなく、
適切に対応出来る様になっていきます。
自分自身が望む人生を生きる事が出来る様になります。

それに対して、
例えば不安に投薬で対処するとは、

・何かしらの原因がある

・不安が上がってくる

・不安になる = 思考、考える事です

・投薬によって、思考を止める

・何も考えられなくなるので、
不安も感じられなくなる

という事です。

これで、治療と言えると思える人は…
いるのでしょうか?

頭痛がするからといって、
痛み止めを飲んでひたすら痛みを消している

と同じですよね。

でも、痛み止めを飲み続けても頭痛が治らず
後に脳腫瘍だと分かって助からなかった…

なんて事も起こりうるわけです。

しっかりと、不安や心の傷を起こしている
原因に対処しなければ、回復どころか
状態をより悪くする事も大いにあるのです。

全ての市町村の相談窓口が、臨床心理士さんが、
今回の様な方達とはもちろん限りません。

しっかりとした対応をされている方も
もちろんおられると思いますし、
投薬についても、一時的にダメージを
抑えた方が良いシーンがあることも理解は出来ます。

 

今回とりあえげた臨床心理士さんもTV出演の関係で
無難な事しか口に出来なかったのかもしれない。

そういった点を考慮したとしても、
TVという影響力の大変大きいメディアで
本質の解決に至らない情報を発信したことの責任
真に解決法を知りたい方々を、薬に頼った方法へ
向かわせかねない情報を伝えた責任はとても大きいと言わざるを得ません。


私がこれまで関わらせて頂いた相談者からは

相談に行っても、大変だねぇって言われるだけ
何の意味も無く、余計に腹が立つ、苦しくなった

と、聞く事は大変多いのです。

また、ご縁を頂いているお医者さんの方からも

若い人達が精神科に行って、
気軽に薬の処方を受けるように
なっていることが増えている

とも聞いています。

そういった現状に対して、
憤りとも言える危機感を本当に覚えます。

真に目の前の人に関わり
自身の可能性を感じる事が難しい状況を乗り越えて
自らの可能性を感じながら望む人生を生きる事を支えたい

そんな事を、なんとなく観ていた
テレビ番組で再確認させられました。
まだまだ出来る事、やるべき事一杯あるな、って。

これからも真に人の人生を支え、共に歩む
ライフサポーターでありたいと定まった朝の一時です。