いよいよ3月になりました。


今日は朝の番組で観た

レオナルド・ディカプリオのアカデミー賞受賞

について、書いていきます。

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レオナルド・ディカプリオと言えば
やはり『タイタニック』の
イメージが大変強いですよね。


そして、俳優というよりも、
ルックスが効いているアイドルや
モデルに近い存在。


多くの人もそう思ったのか、
そのせいなのかは分かりませんが
あのタイタニックは11部門でアカデミー賞に
ノミネートされたのに、
ディカプリオの主演男優賞は
ノミネートされなかったとか。




 以後のディカプリオは、
骨太の役柄も数多く演じて
アイドルやモデルといった
 ルックスだけ
のイメージから徐々に離れていって。

その存在感、演技力は多くの人に
認められるに至ったけれど
それでも、アカデミー賞には恵まれず。


それでも、それでも…
今回の5回目のノミネートでとうとう
オスカー手にされました。

おめでとうございます!!

心からそう思いました。



私も映画が好きで、
ディカプリオの演技の素晴らしさを
実感しておりました。

それだけでなく
スクリーンを離れた個人としても
彼の生活や環境問題などへの対応等
人として尊敬出来る分がとても多くて。

だから、心から嬉しく思った次第です。




 人がこんな風に大きな結果を出した時に。

当然ですけれども、
人はその『結果』を賞賛します。

今回のディカプリオなら
アカデミー賞受賞、オスカーを手にしたこと。

その結果の偉大さに、一番の関心を寄せます。


 ただ、そんな時に。
ちょっと違う視点で観る人達がいます。

ディカプリオの受賞に至る今日までに。


 どれだけの苦しい思いを重ねてきたのだろう…
 
 心折れる時が何度も有ったはずなのに、
 どのようにそれを乗り切ってきたのだろう…

 正当な評価が得られない…と悩みながらも
 どのように自分を高め、成長させていったのだろう…
 etc…


 ここに挙げたものは、全て
 『目に見えないモノ』
 です。

多くの人は
『結果という目に見える物』
を大切にし、注目する。


 ただ、
『目に見える物』は『目に見えないモノ』によって
創られているのです。



 今回のディカプリオのアカデミー賞受賞も
それらの『目に見えないモノ』の積み重ね、
それも無数の積み重ねによって
形になったのは、間違いないのです。


『目に見えないモノ』に
想いを馳せることが出来るのは
それを大切にしている人だけです。

そういった人だけが、
確かな形を継続して創りだし
尚かつ人を理解することが出来ます。




 あなたが営業マンで
素晴らしい成績を出したとして。


「素晴らしい成績だ。おめでとう!!
 来月も頼むぞ」


こんな言葉ばかりをもらっていたら
最初は嬉しくても、いずれは
プレッシャーになってしまいます。

自分ではなく、出した結果を認められている
って感じるようになりませんか?


そうではなく。


「今回の成績は本当に素晴らしい。
 
 しかし、それ以上に素晴らしいのは
 売上げがどん底の辛い時も、
 得意先を地道にまわったことだ。

 その結果が今回の売上げにつながった。
 その頑張りが何より素晴らしい!」


こんな言葉をもらったら、どうでしょう。
本当に自分が認められたと嬉しくならないでしょうか。



 目に見える物は目に見えないモノが創る

その事を本当に大切に出来る時。


人をより深く理解出来るし、
自分自身の日々の行動を認めることも
出来る様になってくるのです。



 目に見えない無数の努力の積み重ねが
 素晴らしい華を咲かせること

を多くの方がみせて、教えてくれています。


今回のレオナルド・ディカプリオの
アカデミー賞受賞で、改めてその事を思います。

なればこそ、心から拍手喝采するのです。

本当におめでとうございます。



 庄田