”才能”さえ、”スキル”さえあれば、物事はうまくゆく??
【百才あって、一誠足らず】
という言葉について書いてみます。
これは、沢山の才能があるにも関わらず
誠の心、誠意
が足りないが故に、
結局は物事がうまくいかない
という事を現す言葉です。
こう言ってはなんですが、
結構心当たりが…といいますか
色々感じられる事も有るかと思います。
本当に色々と器用に才能豊かにされるのに
学習も重ねられているのに、
どこか人を欺くような形になってしまったり
自分の利益、メリットを第一や唯一に
してしまっているがばっかりに、うまくいかない…
何故なんだろう…どうしてうまくいかないんだろう…
そんな風に思われている方が、結構おられると思います。
うまくゆかないのは、能力が足りないからだ! と考える人達
そして、そん方が
うまくゆかない際に考える事が
まだまだ能力が足りない…
もっとスキルを上げなければ…
だったりする。
もちろん、そういった点もあるでしょうけれど
そこじゃなくて、誠、誠実さが欠けているが故、ですのに…と
いうことも大いにあると思うのです。
人が人と関わる際に、
誠実さが欠けている方と関わりたい
ご縁を頂きたい~
なんて人は誰もいません。
あなたもイヤでしょう。
今回例にしたような人もイヤなんですよ。
でも人には、してしまったりする。
なので、中々うまくいかない…
そんな時のチェックの1つとして。
今日の言葉を、思い出してみて下さい。
『誠』という字が示す、もう一つの 『一誠足らず』
そして、誠にはもう一つの意味があります。
誠 と いう時は 言葉 が 成る
と書いて 誠 です。
有言実行 言ったことは必ず行う
武士に二言はない
言葉にして出来なければ、腹を切る
etc…
この様に武士は自分の発する言葉、意思と
その事に責任を負うことをとても大切にしました。
時に自らの命と引き替えても、その言葉を重んじました。
そこに込められた自らの存在という『名』を惜しみました。
だから、武士は簡単に言葉を発せず
約束をしませんでした。
そして、一旦言葉を発したのならば。
発した言葉に、約束に責任を持ち
命がけでその言葉を守ろうとしました。
これは私独自の理解ですが
【百才あって、一誠足らず】
才能がどれだけあっても、
言ったことをやり切ること
言葉を現実に成らせる力 意思としての誠
が足りていない方も、
うまくいかないから、また次の○○で~
ということもあります。
これもまた、文章で書くと
とても分かりやすいことですが、
案外やってしまう方が多い。
一度何かにトライしたら
本当に納得出来る形、結果を見るまで
まずはやってみる
ということは、とてもとても大事です。
意識と潜在意識の点から観ても、とても恐ろしい効能が…
潜在意識という観点から述べても、
言ったことをやらない、が積み重なっていると
どんどん動きにくい、やれない自分になっていくのです。
さながら
『俺のご主人様・意識は色々な事を言うけれど
いつも空約束で本気で無いから、今回もきっと口先だけかな…
じゃ、現実化しなくても、行動しなくてもいいよね。
行動することなんて、本当は望んでいないのだから…』
とばかりに。
こちらを読まれて感じた事。
直ぐに変えてみて下さい。
・言葉を大切に
・有言実行
・etc…
なんでもいいです。
日々の変化はそんな小さな行動から
始まってゆくのですから